パットに苦労していませんか?
マンネリゴルファーが、スコアを手っ取り早く上げるには、「3パット」を少なくすることです。
自宅でパターの練習をしても、パターを何本も買い替えても、いざ、本番では「3パット」はなくなりません。
この記事では、マンネリゴルファーが「3パット」を減らす方法を考えてみたいと思います。
結局ゴルフのスコアはパットで決まる?
ゴルフというゲームは、ティーショットやセカンドショットなど大きいショットが36回、パッティングが36回、合計72打でパープレイとなるようになっています。
仮に全フォールが「3パット」となった場合、+18回となります。スコアに大きく影響します。
ドライバーで飛距離を出すよりも、「3パット」をできるだけ少なくすることが、スコアメイクの鍵になります。
【3パット】はなぜ起こる
「3パット」は主に2つの原因で起こります。
①距離感が合わない。
②パットラインが読めていない。
その他に、ドライバーなどは練習場で練習をするけど、パターを練習する人は少ないのではないでしょうか?
筆者も練習用のマットも買いましたが、3日坊主で終わっています。(>_<)
【3パット】の原因と対策
距離感が合わない=「ショート」
一般ゴルファーの多くは、距離感が合わない=「ショート」になると思います。
ではなぜ、ショートするのでしょうか?
芯に当たっていない:適切な距離感を出すには、パターの芯をボールの赤道に当てることが大前提になります。芯をはずすとボールの転がりが悪くなります。
距離を把握していない:ある程度の距離が離れると、カップまで何mあるのか適当な判断をしてしまいます。
「7mくらいかな?」と思っていて実際は8mあると、1mもショートすることになります
傾斜の読み違い:平に見えてもいても、実際は上りのラインでボールが失速してショートします。
メンタル的な要因:プレッシャーを多く感じると、腕の振りが悪くなったり、インパクトが弱くなったりします。そのため思ったように距離が出せずにカップに届かないことになってしまいます。
距離感の合わせる方法
それでは、原因ごとの対応方法を考えれみましょう。
芯に当たっていない:パターの芯の位置を把握し、ボールを手でフェース面に当てると弾む場所を見つけましょう。それがパターの芯です。ボールの芯は赤道にありますので、パターの芯とボールの赤道が当たるようにして打ち損じを避けましょう。
距離を把握していない:グリーン上での距離は「歩測」により測ります。成人男性の歩幅は約80~90cmで、10歩で約8mです。距離が分かると距離感を掴みやすくなります。上り傾斜ではプラス0.3mなどで調整し、正確なイメージを持つためにも歩測を行いましょう。
傾斜の読み違い:傾斜を見るには実際に、ボールからカップまでのラインを横から見ると傾斜が分かります。
その際の注意として実際の打つラインより低い方から見ることで傾斜が良くわかります。
メンタル的な要因:プレッシャーを感じてもいつも通りのパッティングが出来るように、自分なりのルーティンを決めておくと良いでしょう。
例えば、
1.目標を定める。
2.グリップをする。
3.目標を見ながら2回素振りをする。
4.構えて打つ。
パットのラインが読めない
パットのラインを決める要因は「傾斜」、「芝の速さ」、「芝目の強さ」、「芝目の向き」です。
この中で最もパットのラインに影響するがグリーンの傾斜、アンジュレーションです。
一般のゴルファーは、「傾斜」と「アンジュレーション」を正しく読み取ることで、「3パット」が減らせます。
パットのラインを読む方6の手順
グリーンに近づきながらグリーン全体の傾斜を読む
グリーン上では、全体の傾斜やアンジュレーションが把握しにくくなることがあります。
一方、グリーンから少し離れた位置からは、グリーンの全体像や周辺の地形から、全体の大きなアンジュレーションを判断することができます。
グリーンの傾斜やアンジュレーションを効果的に読むためには、グリーン内で一番高い場所と一番低い場所を見つけることが重要です。これにより、地形の高低差や相対的な位置関係がはっきりとします。
ボールの後方から傾斜をしゃがみ込んで読む
グリーンの傾斜を読むコツは「しゃがむ」です。
視線を地面に近づけることにより、上り下り、さらには傾斜の角度がよりはっきりと捉えられます。
グリーンの最も低い点がボールとカップを結ぶ想定ラインの右側にあればスライスと読めます。
グリーンの最も低い点がラインの左側にある場合は、パットラインがフックラインと読めます。
下りラインはカップの反対からボールをみて傾斜を確認する
下りのラインは、カップの反対側へ移動して、その間の地形を確かめることが重要です。
カップの位置からボールを見返すことの利点は、より低い位置から傾斜を見ることで、斜度の度合いを正確に把握できます。
迷ったときは一番低い地点からカップとボールの位置関係を確認
パッティングラインに迷ったときは、グリーンの最も低い場所から、ボールとカップの位置を確認しょう。
最も低い場所から確認することで、ボールとカップの間の関係性がより明確になります。
オーバーしたときはオーバーしたラインを覚えておく
パットがオーバーしたとき、ボールがどこまで転がったかを最後まで確認しましょう。
ボールが行き過ぎた後の軌道は、戻す際のパットが同じルートを通る可能性が高いためです。
そのラインを記憶しておくことで、戻りのパットを自信を持って行うことができます。
パットがおオーバーしたルートを確認する習慣は、「3パット」を避けるための重要です。
芝目は芝の色で読もう
パットのラインの芝目を判別する一つの方法として、芝の色で読む方法があります。
芝が薄く、白く見える場合、それは芝目が順目、つまりボールの進行方向に芝が倒れている状態を示しています。これは、太陽の光が芝葉の表面に反射し、白っぽく見せるためです。
逆に、芝が濃く、黒く見える場合は逆目、つまり芝が立ち上がっており、太陽の光が芝の深部に吸収されるために黒っぽく見えます。
まとめ
パターはゴルフスコアの約半分を占めるにもかかわらず、しばしばドライバーなどの大きなショットへの注目が集まりがちです。その結果、練習不足やスキルの不足が原因で、パットのミスによりスコアの伸び悩みが見られます。先に述べたポイントを意識して練習することで、「3パット」を減らし、スコアアップを実現することが可能です。ぜひ実践してみてください
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