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順風満帆に見える彼女が、なぜすべてを捨ててまで「裏の世界」へ飛び込んだのか。
そこには、組織で働く誰もが一度はぶつかる「自分の存在価値」への悩みと、激しい葛藤が隠されています。
この記事では、藤かんなさんが異色の転身を遂げた本当の理由に、迫っていきます。
阪大院卒・エリート研究職を捨てた理由|藤かんなを襲った「代わりがいる」という絶望
子どもの頃からバレエで「世界のトップ」を夢見ていた彼女。
バレエの限界を感じてからは猛勉強し、大阪大学大学院を修了して、大手化学メーカーに入社します。
もちろん仕事でも「一番になりたい」と意気込んでいたものの、現実は決して甘くありません。
日々の業務に追われる中、ある日、上司から「君がいなくても仕事は回るから」と言われてしまうのです。
真面目すぎる彼女を心配してかけた言葉ですが、彼女にとっては「自分は必要ない」という宣告も同然。
何でもそつなくこなせるけれど、一番にはなれない。
そんな深い劣等感を抱えるようになっていくのでした。
32歳でAV女優へ転身した藤かんなの現在|「性」による承認とギャップという価値
仕事で自信をなくした彼女にとって、唯一の心のよりどころになったのが「男性から求められること」。
社会人3年目の頃、マッチングアプリや社内恋愛などで、色々な男性と関係を持つようになります。
男性から喜ばれることで、自分の価値を認めてもらえた気がして嬉しかったのかもしれません。
しかし、仕事の合間に緊急避妊ピルをもらいに病院へ行った時、「私、何やってんのやろ」と我に返ります。
どうせ身を削るなら、いっそこれを仕事にしようと決意。
最初は風俗店のスカウトに声をかけられますが、お店のオーナーに「知らなくていい世界もある」と諭されます。
病気のリスクや仕事内容を調べた結果、最終的にAV業界を選択。
20歳の頃に初めてAVを見た時、「私の方が体が綺麗だな」と思った経験も、この世界で勝負する自信に繋がっていました。
現在、彼女は自分の「阪大院卒」という経歴が、AV業界では大きな武器(ギャップ)になることに気づき、今の自分に満足していると語ります。
最後に
長く会社組織にいると、「自分の代わりはいくらでもいる」という現実に直面し、寂しさを感じることはないでしょうか。
だからこそ、上司の言葉で深く傷つき、自分の存在価値を別の場所で証明しようとした彼女の気持ちが、痛いほどよく分かります。
高学歴という安定した肩書を捨ててまで、「自分が一番輝ける場所」を求めて思い切った行動に出る決断力。
ご両親への思いなど、日記の中で葛藤を抱えながらも前を向く姿は、とても人間らしくて魅力的です。
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